【iPadProレビュー】メモはデジタルかアナログか

iPadPro

今回は、「メモはデジタルかアナログか」という視点からiPadProを電子ノートとしてのレビューを書こうと思います。

紙のメモをiPadでデジタルに変えた理由

昨年から仕事のメモをiPadProでGoodNotes5で行っています。

正確には最初は今は手元にないiPadmini5ではじめました。

そして、このブログを書いている時点では、アナログに戻っています。

でも、気づけば、半年以上続きました。

自分の中では最長でした。

今までは「メモをデジタルに変える」ことが何となくかっこいいとか便利そうとか軽い理由で試しては、諦めるという感じでした。

今回「メモをデジタルに変える」ことにしたのは、もっと単純な理由で「荷物を減らしたい」という理由でした。

その結果、手元にアナログのノートがないから、嫌でもiPadProでメモをするしかないという状況に・・・

最初からこうすれば良かった(笑)

自分を追い込むって、最終手段を使いました。

紙のメモをiPadでのデジタルに変えた感想

iPadProと第二世代のApplePencilのおかげで違和感なく、メモをデジタルに変えることができました。

多分、昔なら「メモをデジタルに変える」というのは、メモ帳とかでキーボードで入力するということなのでハードルが高かったと思います。

そして、数年前からは「メモをデジタルに変える」というのは、タブレットとかでスタイラスペンで書くことになり、ハードルが下がったと思います。

これでも十分だけど、やっぱり紙と比べると書きにくかったです。

そして、今はそれが進化して、純正のペンが出たり、色んなアプリが出たり、ペーパーライクフィルムなども出たりして、かなりアナログに近い感覚で書けるようになっていると思います。

まさに、iPadProと第二世代のApplePencilは、かなりアナログに近い感覚で書けるので、あまり不便を感じませんでした。

なので、普通にメモが出来て、ノートの枚数も気にしなくてよくて、色んなものをコピペできるし、一つのペンで何色も書けるし、ペンの種類も変えられし・・・

メリットを挙げたキリがないぐらい便利だと思います。

紙のメモをiPadでデジタルに変えて感じたデメリット

そんなに便利だと思っていた「メモをデジタルに変える」ことだけど・・・

実は、ある時から違和感を感じて、不便さを感じて、ちょっとどうしようかと思っていました。

その違和感と不便さの原因は・・・

「見返す」

という行為です。

便利と思っていたのは、あくまでも「書く」という行為に関するものだけでした。

もちろん、検索ができるなどの「見返す」時のメリットもあります。

でも、キーワードで探すというより、そもそもキーワードが分からず、前の会議で言っていたキーワードが何だっけ?と探したり・・・

前の会議と分かっていたら良いけど、全く分からず、ただ大事だと思って、右のページで赤丸で囲んだことは覚えていて、ページをめくって、赤丸で囲まれた部分を探したり・・・

あの図解を探したいと思って探したり・・・

曖昧な記憶を頼りに「ページをパラパラめくって見返す」ことが結構多くて、デジタルの限界を感じました。

結局、検索する私の記憶が曖昧なので、デジタルになって、簡単に検索ができても、その検索条件が間違っていたら意味ないですよね。

そして、イメージで覚えていることが多くて、そもそも検索ができずに、ページをめくる必要があるとデジタルのメリットがないですよね。

紙のメモに戻した理由

去年、半年以上「メモをデジタルに変える」ことにして、結果アナログに戻しました。

理由は・・・

①デメリットとして挙げた「見返す」という行為が自分のメモを取る理由の中で重要だったからです。

もちろん、iPadProでもページをめくることができるけど、「パラパラ」という感覚には遠くて、無理でした。

②iPadProが重いことです。

「メモをデジタルに変える」ことを始めた時は、まだWeb会議も少なくて、iPadProだけ持っていくだけだったので、気になっていませんでした。

でも、Web会議が増えると毎回ノートパソコンとiPadProを両方持ち歩くのが地味に重く感じました。

そして、見返す時にiPadProを持ちながらページをめくっていると地味に重く感じました。

③会議の資料が結局は紙ということです。

もちろん、資料をカメラで撮影して、PDFにすることは可能です。

でも、そうすると今度は資料を見ながら、メモが取りににくいです。

逆に紙のままだと資料に書き込みをしたい時に、ペンを持ち替える必要があり、地味に手間。

なので、メモもアナログの方が無難という結論になりました。

④システム手帳を購入したからです。

「見返す」という意味では、メモより手帳の方が不便を感じたので、手帳は今年の1月からアナログに戻すことを決めていました。

そして、手帳とiPadProの両方にするより、ノートリフィルに入れて、全てをシステム手帳にすれば良いのでは?と思って、メモをアナログに戻しました。

システム手帳に関しては、別の機会に!!!

iPadmini6が出たらまたデジタルを試すかも?

アナログに戻した理由を4つ挙げたけど・・・

「見返す」というところがクリアされるのはなかなか難しいと思います。

でも、これは自分次第な気もします。

そうなると①の理由がなくなります。

そして、会議の資料が紙というのも今後変わるかも。

そうなると、③の理由もなくなります。

最後の②と④ですが、もしかしたら、iPadmini6で解決するかも???

なんとなく手帳はそのままシステム手帳を使うけど、システム手帳とiPadmini6のならコンパクトアリかも。